知らないと危険!「オートロック」のメリットとデメリット
セキュリティー面では「オートロック」があれば安心ですよね!
ちょっとまってください!
オートロック=安全と信じるのは危険です!
こんにちは!
引越し歴5回、一人暮らし歴11年目のアラサー女子チヒロです。
この記事では「オートロック安全神話」を安易に信じてはいけません!
という視点で、オートロックのメリットとデメリット、注意すべき点についてわかりやすく解説したいと思います。
それでは、よろしくお願いします!
もくじ
オートロックのメリット・デメリット
女性の一人暮らしのお部屋選びの条件として、上位に上がってくるのが『防犯設備の充実』です。
そしてアパート・マンションの防犯設備の代名詞として挙がるのが『オートロック』ではないでしょうか。
オートロックは一人暮らしの女性には必要と言われて(思われて)いますが……本当にそうなのでしょうか?
そもそもはじめて一人暮らしをされる方の中には、オートロックは知ってるけどその効果は漠然としか分からない……という方も多いのではないのでしょうか?
オートロック付の物件・無い物件、双方に住んだことがある私が、オートロックのメリット・デメリットと、『そもそも本当に安全なの? 必要なの?』という視点で書いてみたいと思います。
まず、オートロックとはなんでしょうか?
『マンションなどの建物のエントランスにあるドアに鍵がかかるタイプの建物であり、専用の鍵(又は暗証番号)を持っていないと、建物の中には入ることができない自動ロック式のこと。
入居者の許可なしには基本的には部外者は入ることができないようになっている設備』
であると理解して頂ければよいと思います。
オートロックのメリット
・泥棒や不審者などに侵入者されるリスクが少ない(という『精神的』な安心感がある)。
・新聞などの勧誘を部屋の前ではなく、エントランスのインターフォンでの対応で断ることができる。
この2点が私としては大きいのではないかと思います。
侵入のリスクに対して『精神的』と書いた理由は、下方の『そもそもオートロックって安全なの? 必要なの?』で説明をさせて頂きます。
オートロックのデメリット
・設備費がかかっているため、家賃が高くなってしまう。
・鍵を忘れて外出してしまうと締め出されてしまう。
・暗証番号式だと意味がない(友人や彼氏などに教えてしまうため)。
・停電時には外出、帰宅が出来なくなってしまう事がある。
・オートロックだからと安心してしまい、窓の鍵のかけ忘れなど防犯意識が低くなってしまう可能性がある。
私の経験上デメリットの方が多いように思います。
意味がない訳ではありませんが、あくまでも『ないよりはましかな……?』程度のものではないかと思います。
そもそもオートロックって安全なの? 必要なの?
最新式防犯設備(24時間警報装置・居住者専用エレベーターなど)の整った賃貸マンションや、分譲マンションのオートロック+防犯カメラ+管理人常駐というような場合は、オートロックの意味はあると思います。
ですが、築年数の古い賃貸マンションのオートロックはあまり意味がないことが多いと思います。
その理由について詳しく書いてみたいと思います。
オートロックが「暗証番号式」
暗証番号式は鍵を忘れても番号さえ覚えていれば締め出されてしまう事がないため便利ではありますが、これが暗証番号式が無意味な理由でもあります。
その理由は、住人の方々が友人や彼氏などの部外者に暗証番号を教えてしまい、見ず知らずの人々に拡散されてしまうリスクが高いからです。
友人や彼氏と良好な関係を築いているうちはあまり問題はない(といえど、じゅうぶんダメな事なのですが)かも知れませんが、不仲になったり別れてしまったりした場合には、SNSなどで暗証番号を拡散されてしまう危険性は十分に考えられます。
また、住人の誰かが暗証番号を押すのを後ろで見ていれば、簡単に暗証番号を憶えてしまうこともできます。
これでは全く意味がりません。
自動ドア式の場合
鍵式であったり暗証番号が分からない場合であっても自動ドア式である場合は、住人の誰かがオートロックを解除して中に入った後の、しばらくのあいだ自動ドアが開いたままになっている隙に侵入してしまう事が出来ます。
戸数が多いマンションであればあるほど人の出入りが激しく、住人同士の顔が知られていないため侵入はしやすくなってしまいます。
また、古いタイプの自動ドアは男性の方が力づくで開けようと思えば、開けることができてしまうのです。
監視カメラが併設されていない限り、これではまるで意味がありません。
また、監視カメラが付いていても、中国や韓国などの窃盗団に狙われたしまった場合は意味がなくなってしまいます。
その理由は、犯罪を犯した後にすぐに帰国をしてしまうからです。
なので、オートロックなどの防犯設備の安全神話を過信することなく、自身の身は自身できちんと守るという防犯意識を高く持つことが必要なのです。
オートロック以外の場所が実は筒抜け
オートロックのあるエントランスは侵入が難しくても、住人専用の裏口ドアの管理がずさんで鍵が開いたままであることがあったり、マンションまわりの壁が低く乗り越えるのが簡単であるという物件では意味がありません。
オートロック付の物件に住みたいと思われる場合には、この点もチェックが必要です。
関連記事:
女性がお部屋探し時にチェックすべき96項目を徹底解説!②【立地】【防犯】【物件管理】
『防犯設備がある物件』と『防犯力がある物件』は違います!
「オートロックという防犯設備がある=防犯力が高い物件ではない」という事が、記事を読んで頂いてご理解いただけたかと思います。
では、防犯力がある物件、防犯力が高い物件とはどのような物件なのでしょうか?
それはエントランスに管理人の方が常駐している物件です。
やはりエントランスに管理人の方の目が光っている物件は、たとえオートロックや監視カメラがなかったとしても、不審者にとっては侵入のしにくい物件であることは間違いないでしょう。
ただ、管理人の方が常駐しているような物件は、分譲マンションレベルでないと難しいというのが現状です。
ただし全くない訳ではないので、探してみる価値はあると思います。
また、管理人常駐以外にも防犯力の高い物件はあります。
下方の【まとめ】で解説していますのでそちらをお読みください。
こんなものを見つけました!低価格ホームセキュリティー「Secual(セキュアル)」
ドアや窓に貼るだけ!
1万円台で導入できる!
賃貸アパートでもお手軽にホームセキュリティーができる!
それがSecual(セキュアル)です!
初期費用:約1万円
月額使用料:980円
簡単にホームセキュリティーが出来てしまえるシステムです!
いままでのホームセキュリティーは3万円以上と高額なものが多かったのですが、この安価で導入できるのであれば検討の余地はあると思いますよ♪
詳細はこちら⇒月額980円、1万円代から導入できるホームセキュリティSecual
まとめ
私の個人的な意見としては、オートロックという防犯設備にこだわる必要はないと思います。
そこにこだわるよりも、物件ある地域の治安の状態、(*)ドアの鍵の種類、テレビドアホンの有無、不審者が侵入しやすいような場所はないかという点をしっかりとチェックするという事が、防犯力の高い物件に住む=安全・安心な生活を送るということにつながるのです。
(*)一般的な鍵よりも『ディンプルキー』は対ピッキング効果が高いといわれています。
ディンプルキー
気にいったお部屋が見つかり鍵が一般的なものである場合は、入居契約の条件として入居時の鍵交換の時にディンプルキーに交換して頂くことをお願いすれば、ディンプルキーへの交換に応じてもらえる可能性が高いです。
入居後は自費(2万円前後)ではない限り交換には応じてもらえない可能性が大きいため、必ず鍵のチェックは行いましょう。
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