ネットをするならフレッツ光とWIMAX2+(モバイルWi-Fiルーター)どちらがお得?①

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こんにちは!
引越し歴5回、一人暮らし歴11年目のアラサー女子チヒロです。

一人暮らし・引越しをするにあたって、インターネット回線について悩まれる方は多いと思います。

なにがお得で、なにが便利なの???

 

実家にいた頃は当たり前にネット環境がありましたからね。

そんな方々に「そうなんだ!」と理解しやすいように、2回に分けて徹底解説します!

まず、ネット回線の代表的なものとして、安定性の高い【フレッツ光】(固定回線)と、勢いを伸ばしている【WiMAX2+】(モバイルWi-Fiルーター:無線)があります。

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*モバイルルーターとはこれのことです↑
*これ(モバイルWi-Fiルーター)を使用することによって電波を受信し、ネットに接続をします。

 

私の場合は、現在フレッツ光の固定回線を使用しているのですが、友人からWiMAX2+のモバイル回線でも十分に使えるという話を聞いたため、どちらが私の使用する環境に適していて、コストパフォーマンスが高いのかを知るために色々と調べてみました。

その過程で得た知識で、ネット関係にあまり詳しくない女性や初心者の方でもわかりやすいように、フレッツ光とWiMAX2+のメリットとデメリットを比較できるよう書いてみたいと思います。

それでは、よろしくお願いします!

 

フレッツ光vsWiMAX2+

フレッツ光のメリットとデメリット

メリット

・速度制限が無い。

⇒速度制限と言われる利用制限が基本的にはありません。
24時間、毎日使用しても、固定料金(定額)でスムーズにストレスの無いネット環境を得ることができます。

WiMAX2+の場合は使用方法により速度制限がかかってしまいます。
その詳細については、【WiMAX2+】の項で詳しく説明します。

 

・速度が安定している。

⇒無線で電波を受信するWiMAX2+などのモバイルルーターとは違い、有線である光ファイバー回線を使用している為、通信速度が安定しています。

 

・通信速度が速い。

⇒フレッツ光の場合、データーを受信する下り速度が最大1Gbps(YouTubeの大画面・超高画質動画をスムーズにみることができる通信速度)です。
光回線の種類によってはその倍の2Gbpsとかなり早いものもあります。

*『下り』の速度とは、画像や動画をダウンロード、表示・視聴可能にするための速さ、と考えて頂ければいいと思います。

 

デメリット

・開通工事が必要。

⇒戸建または一部のアパートなどで、光ファイバーが屋内に引き込まれていない場合には、業者に依頼して最寄りの電柱から光ファイバーを屋内に引き込む開通工事をしなくてはなりません。

この場合は立ち合いが必要となります。

女性の場合は、男性の業者の方が室内に入ってくるという事に抵抗を感じてしまう事があるかもしれません。

 

マンションなどの集合住宅の場合は、最寄りの電柱からマンションの共有スペースに光ファイバーを引き込むため、工事後の接続・設定を自分で行なう場合は、工事の為に業者の方が部屋の中に入ってくるという事はありません。

また、マンションの多くはフレッツ光などの光回線が引き込まれていることが多いので、工事の必要がない場合もあります。

接続と設定は自分で行わなくてはならず少々手間がかかりますが、私でもできましたので専門的な知識を要するような難しさはありません。

 

・固定回線の為モバイル(持ち運んで外に移動する事)ができない。

⇒基本的には家の中での利用のみとなります。WiMAX2+を利用できるモバイルWi-Fiルーターのように学校や職場、カフェなどにノートパソコンをもって外出し、好きな所でネットにつなぐことはできません(Wi-Fiスポットのあるところであれば可能です)。

 

WiMAX2+(モバイルWi-Fiルーター)のメリットとデメリット

メリット

・速度の満足度が高い。

⇒フレッツ光にはまだ及びませんが、YouTube の高画質動画を鑑賞するのにも十分に耐えうる回線速度(220Mbps)です。
ちなみに、1000Mbps=1Gbpsです。フレッツ光が最大下り速度1Gbpsで、WiMAX2+が最大下り速度220Mbpsです。

通信速度は数値的にはフレッツ光の方が約4.5倍速い事になりますが、実際の速度は厳密にはそうとはいえません。

フレッツ光の最大の下り速度が1Gbpsで、WiMAX2+の最大下り速度が220Mbpsということですが、常にその『最大速度が出るわけではない』からです。

通信施設からの距離や障害物、回線の混雑具合など、様々な要因が関わることによって、場合によってはフレッツ光もWiMAX2+も通信速度にあまり変わりがない状態になる事もあるようです。

 

・工事の必要が無い。

UQwimaxなどのWiMAX2+業者と契約し、モバイルWi-Fiルーターを購入して簡単な設定さえ行えば、すぐにネットをすることが可能です。

 

・家の外でもネットが可能。

⇒電波エリア内であれば外出先でもネットが可能です。大学や専門学校で自分のノートパソコンを自由に使用したい、モバイルノートパソコンをお洒落なカフェなどで使用したいと思う方にはお勧めです。

 

デメリット

・フレッツ光などの固定回線と比べると回線状態が不安定。

⇒電波を利用するため、高速の移動時(バスは大丈夫でも電車は困難です。特に新幹線など)やコンクリート壁などの障害物の多い建物の中(地下、高層ビル内)などでは回線状態が不安定になる事があります。

 

・速度制限がある。

⇒設定されている条件を満たしてしまうと、速度制限がかけられてしまいます。
その速度制限をされてしまう条件を以下に説明をします。

1:通信量が7GBを超えた場合。

一ヶ月のWiMAX2+の通信量が7GBを超えてしまうと、通信速度が極端に下がってしまいます。

通信速度220Mbps(高画質の動画がスムーズに視聴できる状態)から、128kbps(PCでYahoo!のトップページを開くのに、約1分程かかってしまう状態)という驚きの通信速度になってしまいます。

ただし、この速度制限には『契約から2年以上経過したのちに7GBを超える通信をした場合』に限られます。

つまり、契約してから最初の2年間はこの通信量7GB越えの制限は無く、基本的には無制限に通信することができます。

 

2:ハイスピードプラスエリアモードで通信料が7GBを超えた場合。

基本的にはWiMAX2+で7GBの速度制限は契約から2年間はかからない、という条件なのですが例外があります

それは、2年以内でも『ハイスピードプラスエリアモード』という通信を使用して7GBの通信量を超えてしまうと、速度制限がかかってしまうという事です。

 

「え? どういうこと? 分からない……」

と思われるでしょう。

私もそうでした。

その部分を詳しく説明いたします。

 

WiMAX2+のモバイルルーターは、基本的に3つのモードを使い分けることが可能な仕様になっています。その種類と特徴を説明します。

 

【WiMAX2+】(モバイルWi-Fiルーター)を使用したい方はこちら↓
UQwimax

 

WiMAX2+モバイルルーターの3つのモードとは。

① ノーリミットモード(WiMAXのみに接続)

WiMAX2+の前にサービスの提供が開始されたモバイル通信サービスである、【WiMAX】というものがあり、この電波を使用して通信を行う方法です。

このモードの特徴は7GBの通信量の制限が無い、契約から2年経過したのちも通信量無制限で使用が可能である、ということです。

ただし、WiMAXはWiMAX2+比べると通信速度が落ちてしまいます。

・WiMAX:下り最大40 Mbps
=YouTubeでHD動画などの高画質動画を視聴するには、動画が止まる・画質が荒れる・カクカクするなどの難があります(動画サイト以外をネットサーフィンするには問題はありません)。

・WiMAX2+:下り最大220Mbps
=基本的に高画質動画をスムーズに視聴できます(電波の受信が困難な場所や、電波の使用が集中する時間帯は例外です)。

 

② ハイスピードモード(WiMAX・WiMAX2+双方に接続可能)

WiMAX2+の電波供給エリア内であれば基本的にWiMAX2+に接続し、高画質動画をスムーズに視聴できる高速通信が可能ですが、WiMAX2+エリア外でWiMAX(人口カバー率90%)のみの電波供給エリアであれば、WiMAXに自動接続するというモードです。

WiMAX2+の電波供給エリアは現在商業圏を中心にエリアを拡大中ですが、山間部などの田舎ではまだ電波供給設備が行き届いてはいないようです。

近いうちにはWiMAX電波供給エリア以上をカバーすると思われるので、この部分は安心していいと思います。

 

③ ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+とau4G LTEとに接続可能)

ハイスピードプラスエリアモードの特徴は、WiMAX・WiMAX2+の電波以外にも、人口カバー率97%を誇るau4G LTEの通信が利用できるということです。

つまり、WiMAX・WiMAX2+ではつながらない場所でも、下り速度最大75 Mbpsのau4G LTEに接続することにより通信が可能になる、ということです。

ただし、このモードを少しでも使用してしまうと1,000円前後が使用月のみオプション料金として課金されてしまいます。

そして、注意しなくてはならないのが、契約プランによって違いがあるのですが【ハイスピードプラスエリアモード】の通信量が7GBを超えてしまった場合、又は【ハイスピードプラスエリアモード】と【ハイスピードモード】での合計通信量が7GBを超えてしまった場合、契約から2年以内でも、その月はWiMAX2+とau4G LTEが速度制限を受けてしまう、つまり【ハイスピードプラスエリアモード】だけではなく【ハイスピードモード】も速度制限を受けてしまう、という事です。

【ハイスピードプラスエリアモード】と【ハイスピードモード】での合計通信量7GBの速度制限を受けてしまうと、契約2年以内でも、その月は高画質動画をスムーズに視聴することができなくなってしまう、ということです。

ただしWiMAXのみである【ノーリミットモード】は影響を受けないため、40 Mbpsの通信速度で無制限に使用することは可能です。

 

WiMAX2+の通信サービスは勢いがあり、サービス供給地域はどんどん拡大されていく事でしょう。

商業圏(山間部ではない、ある程度栄えた地域)であれば、この制限に引っかかってしまうという問題はないと思ってよいでしょう。

 

*7GB制限とは?

【7GB】で制限がかかると言われても、どの程度で7GBなのかが実感として分かりませんよね。

具体例として動画の再生時間で説明をさせて頂きます。

・HD動画(720p)の場合

=HD動画とはハイビジョン動画のことで、簡単に言えば高画質+高音質な動画という事です。
=約7時間40分の再生時間で7GBに達してしまいます。
=1GB分の再生時間は約1時間6分です。
=一ヶ月の1日当たりの再生時間は、約15分です。

(注)ひとえにHD動画といっても画質により何種類かあるため、超高画質なHD動画をYouTubeで観た場合には、約2時間で7GBの通信量に達してしまう事があるそうです。

 

・HQ動画(360p)の場合

=HQ動画とはハイクオリティー動画のことです。ですが、ハイクオリティーとはいってもHD動画に慣れてしまった方には、画質が荒い・悪いと感じられてしまうかもしれません。
=約33時間35分の再生時間で7GBに達します。
=1GB分の再生時間は約4時間48分です。
=一ヶ月の1日当たりの再生時間は、約1時間7分です。

 

フレッツ光とWIMAX2+のおおよそのメリット・デメリットは理解して頂けたと思います。

では、それぞれの料金について次の記事で説明をさせて頂きたいと思います。

 

【フレッツ光】(固定回線)を使用したい方はこちら↓
【NTTフレッツ光】新規加入で最大60000円キャッシュバック

 

【WiMAX2+】(モバイルWi-Fiルーター)を使用したい方はこちら↓
UQwimax

 

 


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