女性が同棲をするときに知っておくべき4つのこと。「④幸せな同棲生活を送るための家事分担のルール」

couple cooking healthy food in kitchen lifestyle meal preparation

家事の分担なんて、自然に助け合ってするもんじゃないの?

チヒロ

……申し訳ありませんが、それはアマイ!!です。

男性は基本的に家事をしてくれない、と考えた方がいいです。

えっ……そうなの?

じゃ、どうしたらいいの!?

チヒロ

家事の役割分担を可視化(見てわかるようにする)するんです!

こんにちは!
引越し歴5回、一人暮らし歴11年目のアラサー女子チヒロです。

同棲生活で問題になる大きな要因の一つに「女性の家事の負担」があります。

この記事ではせっかくはじめた同棲生活でケンカにならないよう、家事の負担を賢く効率的に割り振る方法について詳しく解説しています。

それでは、よろしくお願いします!

女性が全て負担すべきではありません!幸せな同棲生活を送るための家事分担のルール。

男女平等化が進んではいますが、いまだに「家事は女性がすること」という古い考えが残っていることも事実です。

女性が家事が大好きで、仕事をしていても全くいとわない!という非常に稀なケース以外は平等に分担すべきです。

そしてその分担のルールは、できれば同棲前に明確にしておく方がよいでしょう。

このことは同棲が上手くいっている友人達が皆口にすることです。

同棲がスタートしてしまうとはじめのうちは新鮮な気持ちなため、家事全般をおこなうことに不満なくても、時が流れるうちに負担感が強くなり、ストレスになってしまうからです。

そして、同棲後しばらくしてから家事分担のルールを決めようと思っても、男性は家事をせず、楽をすることに慣れきってしまっているため、その相談にはなかなか応じてくれません。

一度できてしまった流れを変えるということは、非常に困難なことなのです。

私は家事全般が好きなため、一人暮らしの時は料理・洗濯・掃除をあまり苦痛だとは思いませんでした。

しかし、同棲をはじめて家事の作業量が増えたうえに、全く家事をしないでソファーでのんびとスマホでゲームをする彼の姿を見るたびに、不満が日に日に募っていきました。

A woman giving her husband dirty clothes to do the laundry

仕事で疲れて帰っても、彼は全く家事を手伝ってくれず、労いの言葉もありませんでした。

私が家事をすることは当たり前のこと、自分は家事をしないのが当然のこと、というまったく悪気がない感じでした。

悪気がないだけにタチが悪いとは、こういうことを言うのだなぁとつくづく思いました。

彼は同棲前は実家暮らしであったため、家事というものをほとんどしたことがありませんでした。

私がいけなかったと思うことは、家事分担のルールを明確にせずに一人で背負い込んでしまったこと、彼に上手に依頼することができなかったことです。

私のような失敗をしないためにも、女性側から毅然とした態度で家事分担のルールを明確にするための流れを作りましょう。

多くの場合、男性には面倒くさがられてしまうと思うのですが、未来の二人の幸せのために、心折れずに話し合いをしましょう。

分担の方法なのですが、家事全般をなんでも平等に分けるということは難しいことです。

女性よりも男性には家事の得意不得意があります。

とくに料理を曜日ごとの担当制にするというのは難しいようです。

男性の場合は残業で遅くなることもありますし、付き合いでお酒を飲みに行かなくてはならないこともあります。

同棲から結婚へと結びつけることができた友人の家事分担方法を解説します。

Young couple doing dishes in the kitchen

1:まず二人の生活に必要な家事を詳細に紙に書き出す【可視化】。

*食事:朝・昼(お弁当)・夕
*食後の後片付け:食器洗い・食器を棚に片づける
*洗濯:干す・取り込んでたたむ・洗濯浴槽の掃除
*布団干し
*掃除:各自の部屋(2DKを想定)・DK(ダイニングキッチン)・ガス(IH)レンジ回り・トイレ・浴室・ベランダ
*買い物:食品・日用品(在庫の管理も含む)
*生活費の管理(食費・光熱費の支払など)
*ゴミ:ゴミ集め・ゴミだし

2:それぞれの得意○・不得意×・得意ではないができる△を明確にする。

【表1】

家事 女性  男性
料理 ×
食後の後片付け ×
洗濯・布団干し
掃除
買い物
生活費の管理 ×
ゴミだし

3:各家事の頻度をパソコンなどで表を作成して明確にする。

【表2】

家事の種類 頻度
食事:朝 毎日
食事:昼(お弁当作り) 毎日
食事:夕 毎日
食器洗い 毎日
食器を棚に片づける 毎日
洗濯物を干す
(洗濯機を回すのも含む)
毎日
洗濯物を取り込んでたたむ
(収納への整頓も含む)
毎日
洗濯浴槽の掃除 1回/週
布団干し 1回/週
掃除:各部屋 1回/週
掃除:DK 1回/週
掃除:ガス(IH)レンジ回り 1回/週
掃除:トイレ  3回/週
掃除:浴室  毎日
掃除:ベランダ 1回/週
買い物:食品 1回/週
買い物:日用品 1回/週
生活費の管理 適宜
ゴミ:ゴミ集め 月~金
ゴミ:ゴミだし 月~金

4:【表1】【表2】を照らし合わせ、家事分担を振り分ける。

【表1】のままでは明らかに女性の負担が多くなってしまいます。

【表2】の頻度と照らし合わせながら、【表1】の男性が△の家事分野を上手に振り分けましょう

ちなみに、食後の片づけ(食器洗い)・ゴミだしは男性にお願いしやすいそうです。

買い物と生活費の管理は、一般的には得意な女性が担当した方がよいです。

ただし、買い物に行くときは荷物を一緒に運んでもらう役目を男性にお願いしましょう。

1回/週の買い出しは結構大荷物になるため、運ぶだけでも大変です。

女性の負担になり過ぎることを避け、効率的に買い物をおこなうためにも、できるだけ二人で買い物に出かけるようにしましょう。

掃除や布団干しは休日がお互いに週末の場合は、一緒に助け合いながら行うと効率よく作業がはかどります。

休日が別々の場合は、ホワイトボードと色つきマグネットなどを活用し『誰が・どこの』掃除をやったのかが分かるような表を作り、可視化(見てわかるように)するとよいです。

【お掃除表(例)】

女性の名前  男性の名前
各自の部屋  ●  ●
DK    ●
ガスレンジ回り  ●  
トイレ  ●  
浴室    ●
ベランダ  ●  
布団干し    ●

 *掃除をおこなった方に赤いマグネットをつける。

5:不平等感がある場合は、妥協点を話し合う。分担が難しい家事などは、二人で一緒に行うなどのルールを明確にする。

Young hipster couple talking in cozy cafe

同棲前は実家暮らしで、料理をしたことがない男性に食事担当をお願いするのは、非効率的ですしストレスでしかありません

トラブルのもとです。

しかし、女性だからといって料理が得意だとは限りませんし、料理が好きだからといっても仕事から疲れて帰っても毎日夕食の準備をしなくてはならないとなると、これもまた不平等感がありストレスが溜まってしまいます。

そのような場合は、どうしたらいいのでしょうか?
友人のとった方法は、一緒に料理をするといういたってシンプルな方法です。

「そんなこといっても、料理をしたことがない男性と一緒に作業をするのは面倒だし、手間がかかる」
「一人で作業したほうがよっぽどはやく済む」

と思う方が多いでしょう。

そうやって女性が料理担当を引き受けてしまうと、「食事は女がつくるのが当たり前」という、まったく料理をしない男性ができあがってしまいます。

それは双方にとって不幸なことです。

私たちがまさにそうでした……。

女性は家事の負担が多くなり不満が増え、男性は料理をおぼえて新しい世界を知るという可能性を奪われてしまうことになるのです。

今後の幸せな結婚生活を想定し、男性を教育するという考えで料理を一緒に行い、方法をおぼえてもらうのです。

はじめは手際の悪さにイライラし、こんなことも知らないの!? と驚くことも多いでしょう。

ですが、それもはじめのうちだけです。
その壁を乗り越えてしまえば、男性によっては料理が好きになり、自らすすんで食事の用意をしてくれるようになるそうです。

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男性は料理が苦手、できないと思っているのは偏見です。

有名なシェフのほとんどが男性であるという事実がそのことを裏付けています。

注意しなくてはならないのは、命令口調で感情的になってしまっては、男性は動いてくれないということです。

基本的に男性の方が精神的に子供です。

近い未来には家事が楽になるのだという希望のために、あたたかい気持ちを意識して作り、男性をほめて持ち上げ、お願いをしながら忍耐強く一緒に料理をしましょう。

ただ、それが毎日では双方の負担になってしまいます。

まずは、おたがいが休みの日にお昼ご飯や夕食を一緒に作る事からはじめてみましょう。

そしてようすを見ながら、平日の夕食も簡単にできるもの(野菜炒めやオムレツなど)を一緒に作り、美味しく上手にできた事を二人で喜んで、充実感と達成感を味わってもらいましょう。

男性は女性よりも社会的生物性が強い=承認欲求が強い=人に認められたい・褒められたいという思いが強い生き物です。

そこの部分を上手に刺激し・(言葉は悪いですが)利用しましょう。
そうすることが結果的には二人の生活を幸せなものにするのですから。

この方法を実行した友人は、いまは同棲相手の方と結婚をして、家事でもめることがない、安定して幸せな生活を送っています。

この方法がどの男性にもあてはまるわけではありませんが、試してみる価値はあると思います。

わたしも次の機会には料理が好きだからと一人で背負い込むことをせず、男性は料理が苦手だからと、試してもいないのにあきらめる事がないようにしようと思っています。

料理の他にも、二人で行なった方がスムーズにおこなえる家事は、一緒に行うという方法も有効です。

友人の仕事からの帰宅時間は19~20時、旦那さんは20~21時で若干の時差はありますが、おたがいに近い時間帯です。

そのため、食後の食器洗いなどの片づけを一緒にするそうです。

基本的には友人が食器を洗い、旦那さんが拭いて食器棚にしまうという役割分担だそうです。

洗濯物を干す場合は、旦那さんが洗濯物をカゴから取り出して手渡し、友人が干すという作業分担をし、洗濯物を取り込む・たたむ作業は二人で一緒に行うそうです。

Positive interracial couple cleaning in the kitchen together and smiling

その作業中に生活をしていくうえでの課題を話し合ったり、たわいもない雑談をしてコミュニケーションをとっているそうです。

また、休日も双方が週末と祝日であるため、天気が良い日はベランダに布団を干す作業も一緒に行っています。

布団干しって男性よりも力が弱く背の低い女性にとっては、結構な重労働です。

そのため、男性(彼氏・旦那さん)と一緒に行うことによって、女性(友人)の負担はだいぶ軽くなります。

まとめ

私の場合はとにかく彼が全く家事をやらない人(そうさせてしまった私にも責任があります)であったため、友人の話がとても羨ましく思えました。

家事分担を上手い行い、女性だけの負担にしないようにするための最良の方法はまずは可視化です。

そして、冷静になってとにかくよく話し合い(ストレスをため込んで感情的になっては絶対にダメです)、二人で作ったルールを明確にし、そのルールがあいまいにならないよう、紙やホワイトボードで常に確認できるよう環境を整備することだと思います。

男性からはほぼ間違いなく「そんなに細かく分ける必要ないんじゃない?」「気づいた方がやればいいよ」という声がきかれると思います。

ですが、その声に流されてはいけません。

まず間違いなく気づいた方=女性が家事のほとんどをこなさなくてはならないというパターンになってしまいます。

まさに私がそうでした。

詳細に役割分担をおこない表にして張り出し、責任の所在を明確にすることによって、社会的動物(承認欲求が強い=認められたい・褒められたい)である男性は任された家事(仕事)をきちんと実行する場合が多いそうです。

また、友人の話では、

「一人暮らしをした事のない男性は家事をやらないのではなく、やり方を知らないだけ。だから、はじめは大変だけれど一緒に家事全般をやってみて、得意な分野を見つけてほめて持ち上げて、彼の担当になってもらう」

のだそうです。

なるほどなぁ~と思いました。

繊細な女性は真面目で責任感が強い方が多いです。

そのこと自体は悪い事ではありませんが、そのようなタイプの方は家事などの責任を一人で背負い込んでしまいやすいのです。

同棲生活で良好な関係性を築き、幸せな結婚生活へとつなげるために、一人で頑張らないようにしましょう。

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