女性の一人暮らしに必要な「費用」を5に分けて徹底解説!!④「家電」にはいくら必要?(2)
こんにちは!
引越し歴5回、一人暮らし歴11年目のアラサー女子チヒロです。
この記事では前回に引き続き、女性の一人暮らしで買いそろえる「家電」の費用について実体験をもとに徹底解説しています。
はじめての一人暮らし時の、家電費用の目安になると思います。
それでは、よろしくお願いします!
もくじ
洗濯機:2万円~4万円
洗濯機は大きく分けて「タテ型」・「ドラム式」の二つに分けられます。
ですが、一人暮らしの生活でドラム式を選択肢に入れる必要性はありません。
その理由は、ドラム式は衣類が傷みにくい優れた洗濯機能・フワッと乾く乾燥機能付きという高性能な洗濯機ですが、
・「一人暮らしには必要がない大容量」
・「一人暮らし用のお部屋の洗濯機置き場には収まらない大きさ」
・「10~30万円と非常に高価格」
なものばかりなのが現状であるからです。
なのでここでは「タテ型」で、女性の一人暮らし向けの洗濯機と、私の使用しているオススメな洗濯機について解説します。
一般的な女性の一人暮らし向けの洗濯機は?
タテ型の「簡易乾燥機能付き」で容量が「5㎏以下」のものです。
その理由を以下に解説します。
現在販売されているタテ型洗濯機の主流は、「簡易乾燥機能付き」の全自動洗濯機です。簡易乾燥機能とは、基本的には風で「洗濯後の槽内を乾燥させる」機能のことです。
そのためこの機能を使うことによって、洗濯物を完全には乾かすことはできません。ただ、洗濯物が乾きやすくなる「補助的な機能」と捉えておけばいいと思います。
そんな機能では満足できない。しっかりと乾燥させたい!というかたは「乾燥機付き」の洗濯機を選ぶしかありません。
ですが、乾燥機付きは簡易乾燥機能付きの「倍以上」の価格になってしまいます。また、乾燥機付きは一人暮らしには必要のない「大容量」(8㎏以上)となってしまいます。
価格・容量の面から、乾燥機付きの洗濯機は一人暮らしには適さない洗濯機といえると思います。
次に容量についてです。
「5㎏以下」といわれても、ピンとこないと思います。実家の洗濯機で容量を気にしたことなどはあまりないのではないでしょうか?
一般的に女性の一人暮らしで一日に出る洗濯物の量は多目に見て,
「アウター×1・パンツ×1・靴下1足・下着上下×1・ハンドタオル×2・バスタオル×1・パジャマ上下」
ぐらいだと思います。これで約「1.5㎏」です。
仕事が忙しくて2~3日洗濯物を溜めてしまったとしても、対応できる洗濯機の容量が5㎏だと考えて頂ければ大丈夫です。
以上の理由から、女性の一人暮らし向けの洗濯機は「簡易乾燥機能付き」「容量5㎏以下」のモノが一般的には推奨されています。
私がオススメする洗濯機は?
タテ型の「簡易乾燥機能付き」という条件は変わりませんが、容量が「6㎏」のものです。
5㎏以下のモノと比べると少し値段が高く(3千円前後)なってはしまいますが、6㎏の洗濯機にはそれを補うには十分なメリットがあります。
それは、「ダブルの毛布が自宅で洗える」ということです。毛布だけではなく、「ムートンのベッドカバー」「遮光カーテン」も難なく洗うことができるのです。
私が以前使っていた4.5㎏の洗濯機ではシングルの毛布は洗えても、ダブルの毛布やムートンのベッドカバーは洗えませんでした。
なので、近くのコインランドリーに持って行って洗濯をしていました。これはコインランドリーと自宅の往復という手間暇がかかりますし、不経済です。
ダブルの毛布をコインランドリーで洗濯する場合「600円~800円」はかかります。
一般的には毛布は一ヶ月に1回洗濯すれば清潔が保たれるといわれています。ただ、それだけ頻回に洗っていると毛布の痛みがはやいのも事実です。
なので、シーズンオフの毛布を使用しない時期も入れて、年に「4~5回」ぐらいは洗濯をする、という場合が多いのではないでしょうか(私はシーズン中は毎月洗っています)。
ということは、
600円×5回=3,000円
5㎏以下の洗濯機と6㎏の洗濯機との差額は(モノにもよりますが)約3,000円なので、1年で元が取れてしまうということになるのです。
また、同棲や結婚をした場合も、6㎏の洗濯機であれば不自由なく使用することができます。
以上の理由から、容量6㎏の洗濯機をオススメします。
洗濯機のメーカー選びの注意点
白物家電(洗濯機・冷蔵庫などのこと)では世界シェア№1をほこる、ハイアール製品の洗濯機は安くて売れてはいますが、オススメはしません。理由は「中国国営企業」の製品だからです。
ネットでハイアールの家電について検索すると、壊れやすいは都市伝説、コストパフォーマンスが高い、一人暮らしにはオススメの家電という意見も見られます。
しかしやはり、「壊れやすい」「不良品が多い」「家電量販店でもクレームが多い」という意見も多く見られます。
私は3年ほど前にハイアールのタテ型洗濯機を購入したことがあります。
初期不良もなく中国製で安くて心配だったけど、思い過ごしだったな……と思っていたのですが、半年ほどで脱水時に「キィー!キィー!」という異様に大きな音がするようになってしまいました。
すぐに修理を依頼し音はしなくなりました。ですが今度は3ヶ月ほどで脱水時だけではなく、洗濯時にも「キィー!キィー!」という音がするようになってしまったのです。
また修理を依頼するのが面倒だということと、当時は同棲をしていたため金銭的に少し余裕があったということもあり、日本製の洗濯機に買い替えてしまいました。
そして、現在は問題なくその洗濯機を使用できています。
問題なくハイアール家電を使用できている友人もいるので、全てがダメだとは思いません。
ですが、故障などのトラブルに巻き込まれるリスクは高いと思います。
少々高くても、安心して使える日本製の洗濯機(家電)をオススメします。
テレビ:3万円
現在はテレビ離れがすすんできているので、「テレビは必要ないかも」と考える方もいるかもしれません。
テレビの代替え品としてパソコンやスマホがあるため、そう思われるのも当然だと思います。また、最近のテレビ番組がつまらないと思うのも確かです。
しかし、はじめての一人暮らしの方には「テレビは必要」であると思います。
その理由は、やはり「淋しさ」を紛らわせてくれる一番「お手軽」なツールであるからです。
パソコンやスマホでもテレビ番組を観ることはできますし、YouTubeで動画をみたり、生放送系のサイトで双方向のコミュニケーションをとることもできます。
ですが、空気のようにソコにあって、人間の声・画像・音と音楽を発するテレビのお手軽さには、まだまだかなわないと思います。
また、私の場合はテレビが必要な他の理由もあります。
映画や海外ドラマが好きであるため、大画面で楽しみたいと思うからです。
パソコンでもDVDやBlu-rayを観ることもできますが、正直ものたりません。
ということで、「テレビを購入する」という視点で、一人暮らしに必要なテレビの大きさ、価格について解説します。
ネットで調べると、お部屋の大きさでテレビの大きさが変わってくるということが分かります。
部屋の大きさ | テレビの大きさ |
4.5~6畳 | 27~32インチ(型) |
8畳 | 37~42インチ(型) |
というのが基本で、最も多いのが「32インチ」のようです。
ですが、テレビをほとんど見ない、BGVとしてしか使用しないという方の場合は、「20インチ」程度の小さいものでも十分だと思います。
私は6畳のお部屋にテレビを置いていますが、大きさは「40インチ」です。少し大きいのでは?と思われるかもしれませんが、「映画を観る」にはちょうどいい大きさなので満足しています。
テレビの大きさによる価格の相場(amazonの価格を参考にしています)。
・20~24インチ:2~3万円
・30~34インチ:3~4万前後
・40~44インチ:4~7万円
一人暮らしで一番人気の大きさである「32インチ=3万円」と、テレビ購入費の予算として考えておけばよいと思います。
家電にかける費用を抑えたい場合は?
『家具』のところでも書きましたが、私のような潔癖傾向でない女性の方ならば、「リサイクル品」の活用という手もあります。物によっては新品の価格の半値以下で手に入れることができます。
いろいろな理由により「家電にお金をかけることができない」、という方もいらっしゃると思います。そのような方の場合はリサイクルショップを利用するよりも、費用を抑える方法があります。
テレビのCMで知名度が上がってきた「ジモティー」を利用するのです。
サイトを見て頂くと分かるのですが、リサイクルショップの半値以下、物によっては「無料」(送料のみ)というものも沢山あります。一見の価値はあるのと思います。
ただし、超低価格・無料ということは「故障しても保証はない」ということを覚悟しておく必要があります。
家電費用一覧
冷蔵庫 | 2万円~4万円(6万円) |
電子レンジ | 1万~1万5千円(2万5千円) |
炊飯器 | 5千円~1万円 |
掃除機 | 4千円~1万円 |
洗濯機 | 2万円~4万円 |
テレビ | 3万円 |
必要最低限の家電を揃えるには、
2万円+1万円+5千円+4千円+2万円+3万円=8.9万円
約9万円ということになります。
少し余裕をもって一人暮らしに必要な家電をすべて新しくそろえるなら「10万円」ほどは必要であると思っておいた方がよいでしょう。
すでに社会人の方で、実家暮らしである程度貯金がある方が一人暮らしをはじめる場合は、
6万円+2万5千円+1万円+1万円+4万円+3万円=17.5万円
「約18万円」程度をかけて家電を揃えれば、結果的には節約ができ貯金する額も増えることになるのでオススメです。
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