女性の一人暮らしに必要な「費用」を5に分けて徹底解説!!③「家電」にはいくら必要?(1)

Beautiful young japanese woman to make a finger, blue tiled background with copy space.

 

こんにちは!
引越し歴5回、一人暮らし歴11年目のアラサー女子チヒロです。

この記事では女性の一人暮らしで買いそろえる「家電」の費用について実体験をもとに徹底解説しています。

はじめての一人暮らし時の、家電費用の目安になると思います。

それでは、よろしくお願いします!

 

家電(価格はAmazonの商品を参考にしています)

*エアコンは最低限の設備として設置されていることがほとんど(むしろ、ないところは避けるべき)であるため、揃えるべき家電には入れていません。

 

冷蔵庫:2万円~4万円(6万円)

 

冷蔵庫は自炊をする・しないによって大きさ(容量:リットル数)=値段が変わってきます。

一般的に一人暮らし用といわれている冷蔵庫「容量100リットル前後」(約2万円)は、基本的に「自炊をあまり(ほとんど)しない方向け」のモノです。

自炊を考えている方は止めた方がよいと思います。不可能ではありませんが、とても不便です。

 

頻繁に自炊をするような方の場合は、「200リットル」(約4万円)以上の容量があるものが理想です。

 

現在私が使用している冷蔵庫は「270リットル(約6万円)」のものです。値段は高くなってしまいますがオススメです。その理由は、「毎日のように自炊」をする方の場合には、最適である大きさだからです。

 

冷蔵庫は外見は大きく見えても、収納スペースは意外と狭いのです。

レタスやキャベツなどの「葉物の野菜」は特にスペースを取りますので、100リットルぐらいの小さめの冷蔵庫ですとあっという間にいっぱいになってしまいます。

容量の大きい冷蔵庫はたっぷりと収納できるため、食材の安い日に多目に買い込み保存しておくことができます。

冷蔵庫に入りきらないから……と、安い食材を買うことを諦める=(割高の)買い物に行く回数が増える=行くのが面倒になる=コンビニで済ませてしまう……ということがなくなります。

 

また、容量の大きい冷蔵庫は「冷凍庫」も大きくなるという点も大きな利点です。

その理由は、

・お米を一度に多く炊いて、一食ごとにサランラップで包み冷凍保存ができる。
=毎食ごとにご飯を炊く手間が省ける。
=サランラップで包んで冷凍保存したご飯は、電子レンジで解凍すると炊き立てのご飯のように美味しく食べることができる。
=炊飯時の電気代を節約できる。

・業務用スーパーなどで特大パックのお肉を購入し、一食ごとに小分けにしてラップで包んで冷凍保存ができる。
=お肉を割安で購入することができるため、食費の節約ができる。
このように、冷凍庫が大きいという事は「自炊」がしやすく「節約」できるという、メリットがあるのです。

 

woman who cooks in the kitchen

 

食事を外食で済ませる場合と、自炊する場合とでかかる費用を、具体的な金額で比較してみましょう。

毎日3食を外食した場合。

単純計算で外食費を一食400円とします。

400円×3食×30日=3万6千円

となります。

 

ちなみに、総務省統計局が実施した平成26年家計調査によると、34歳以下の独身女性の一月の食費の平均額は「36,472円」だそうです。

この額は私からみれば正直高目です。できれば3万円以下に収めたいところです。

 

話しを戻しまして、3食自炊(お昼はお弁当)とした場合、節約術にもよりますが、外食した場合の1,200円の半分の600円で収めることが可能です。

となると単純計算で一月の食費は、

600円×30日=1万8千円

ということになります。

少し節約を緩めても、毎日自炊をすれば「一月2万円」の食費で済ませることができるのです。

ということは、

・毎日3食外食:3万6千円
・毎日3食自炊:2万円

差額は1万6千円ということになります。

 

と考えると、「100リットル前後」(約2万5千円)の冷蔵庫と「270リットル」(約6万円)の差額は約3万5千円ですが、「3ヶ月もすれば元が取れてしまう」ということになるのです。

容量が大きい冷蔵庫は電気代がかかるためその面でも割高にはなりますが、最近の冷蔵庫は省電力設計(10年前の冷蔵庫の半分以下!)なので正直大した額ではありません。

このように「節約」の面から見ても、「270リットル」(約6万円)の冷蔵庫はオススメです。

 

young business woman with piggybank

 

新婚の私の友人は独身時代から私と同じぐらいの容量の冷蔵庫を使っていて、現在も買い替えることなく使用しています。

「結婚」ということを視野に入れた場合にも、対応できる容量であるという魅力もあります。

新社会人の方などは仕事をおぼえるのに精いっぱいで、一人暮らしをはじめてしばらくは自炊をする余裕などはないかもしれません。

ですが、「健康」と「美容」と「節約」のために、いずれは外食やコンビニ弁当から「自炊」中心の食生活へとシフトしていくことをオススメします。

 

電子レンジ:1万~1万5千円(2万5千円)

電子レンジの場合も自炊の有無によって価格が変わってきます。
自炊をほとんどしない方の場合は、容量の小さい電子レンジ(17リットル以下)+単機能(温めるだけ):約1万円で大丈夫だと思います。

ですが、お料理が好きで自炊を多くする方は、大きめの容量(18リットル以上)+多機能な物:約1万5千円のものをオススメします。

私が使用しているのは「23リットル」 の過熱水蒸気オーブンレンジ(約2万5千円)です。

お値段は少々高くなってしまいますが、これは料理の下ごしらえとしてだけではなく「調理器具」として十分に機能してくれます。

「過熱水蒸気」とは、通常の蒸気よりもさらに「過熱」して、これを食品に吹き付けることにより「焼く」ことができる機能です。

つまり、油を使わずに揚げ物などができてしまうという優れものの機能なのです。

これは一度使ってしまうと手放せなくなる「簡単」「便利」「ヘルシー」な機能です。

お料理が楽になるため「自炊」がはかどる=「節約」にもつながるため、初期投資としては1万円ほど高くなってしまいますが、半年もすれば元は取れます

その理由は、過熱水蒸気機能だけではなく、容量が大きく多機能(高度な解凍機能など)なものは、「料理の下ごしらえ」の時などにとても便利だからです。女性には断然オススメです!!

 

電子レンジを選ぶときの大前提として「ターンテーブル式」でないモノ=「フラットタイプ」にしましょう(低価格の物はターンテーブル式の物が多いです)。

ターンテーブル式はコンビニ弁当などの角ばったモノを温める時に、角が突っかかってしまい均等に温めることができない場合があるため、避けた方がよいでしょう。

また、低価格の電子レンジで気を付けなくてはならない注意点として、「ヘルツフリーではない」ことが多いということも挙げられます。

西日本と東日本では電気の周波数(50or60ヘルツ)が異なります。

ヘルツフリーの商品でしたら国内のどこでも問題なく使用できますが、50or60ヘルツ専用の商品ですと、対応地域外では使用できません

家電量販店でしたら店員の方が確認をしてくるため問題はないと思います。ですが、リサイクルショップで購入する場合は「自己責任」となる事が多いです。

県外に引越しをする場合はとくに注意が必要です。

低価格のみに重点を置いて、あとから後悔をする事のないようにしましょう。

 

炊飯器:5千円~1万円

お茶碗一杯分のご飯が炊ける、0.5~1.5合炊き炊飯器も5千円前後という低価格でありますが、滅多に自炊しない方以外はオススメしません。

女性の方であれば一度にそんなにご飯を食べないので、0.5~1.5合炊き炊飯器で十分でしょ? と思うかもしれません。ですが、経験上「3合」炊きの炊飯器をオススメします。

その理由は、炊飯器で一度に3合を炊いて、そのとき食べるご飯以外は一食ごと小分けにしてラップに包み(なるべく平らにするのがコツ。ただし、押しつけてはいけません!)、冷凍保存しておくという方法がとても便利であるからです。

食事ごとに毎回お米を研いで炊く手間が省ける=自炊の機会が増えることにもなりますし、ラップでの冷凍保存は電子レンジで解凍すると、「炊きたてのように美味しいご飯」が食べられるのです。

また、毎回炊くよりも電気代の「節約」にもなります。

私が使用している炊飯器は、3合炊きの約8千円のものです。

数万円もする高価な炊飯器もありますが、必要はありません。1万円前後の物でも、ちょっと炊き方を工夫すれば美味しいご飯が食べられますし、さらに上を目指すのであれば「土鍋」(1,000~2,000円)で炊けばよいからです。

お米研いで炊くのが面倒だからと、炊飯器を買わずに「サトウのごはん」やスーパーのお惣菜コーナーで売っているご飯(それぞれ約110円)ですまそうと考えている方がいらっしゃるようでしたら、それは非常に「ムダ」「不経済」であるということを知っておきましょう。

炊飯器でご飯を炊いて冷凍保存をして、電子レンジで解凍したとしても、「お米代+電気代」は女性でしたらお茶碗一杯「40円」くらいです。

・サトウのごはんorスーパーのご飯
110円×30日(1ヶ月)=3,300円
3,300円×12ヵ月=39,600円

・炊飯器で炊いたご飯
40円×30日(1ヶ月)=1,200円
1,200円×12ヵ月=14,400円

39,600円-14,400円=25,200円

自炊の方が年間「25,200円」も節約することができるのです。

初期投資として炊飯器代約1万円とお米を研ぐ手間が少しだけかかりますが、自炊の方が断然お得なのです。

 

掃除機:4千円~1万円

部屋は全室フローリングだからクイックルワイパーで十分。掃除機はいらない、と思われる方もいるかもしれませんが、私は絶対に必要であると思います。

というか、実際に必要です。

確かに「床だけ」であれば、掃除機の必要はないかもしれません。

ですが、窓枠のレールの部分や家具と家具の間、テレビなどの家電の裏側、フローリングでも絨毯を敷いている(コロコロだけではノミ・ダニの除去はできません)場合は、掃除機が必要になりますし、とても便利です。

ただ、掃除機には色々なタイプがありますので、どのタイプが良いのか分からない、迷うことと思います。

ここでは、一般的な

「スティックタイプ」
「ハンディータイプ」
「キャニスタータイプ」

の3タイプそれぞれのメリット・デメリットと、オススメの掃除機について解説します。

 

スティックタイプ:4千円~1万5千円

【メリット】
・コード付きは価格が安いものが多い。
・コードレスの物は掃除の時にコードが邪魔にならない。
・収納が楽で省スペース。
・デザインがオシャレなものが多い。
・キャニスタータイプのように収納から取り出して、組み立てる手間がないため、掃除機をかけやすい。

 

【デメリット】
・キャニスタータイプと比べると吸引力が弱い。
・狭い部分の掃除は不可能ではないが難がある。
・コードレスタイプは1万円以上してしまう。
・一体型(ヘッド+ダストボックス+モーター)のため掃除の時に重く感じる。
・コードレス式は充電が切れるリスクがある(大掃除などの本格的な掃除には不向き)。

 

 

ハンディータイプ:6千円~6万5千円

【メリット】
・コードレスタイプは掃除の時にコードが邪魔にならない。
・収納が楽で省スペース。
・デザインがオシャレ。
・キャニスタータイプのように収納から取り出して、組み立てる手間がないため、掃除機をかけやすい。

 

【デメリット】
・キャニスタータイプと比べると「吸引力」が弱い。
・吸引力が強いもの(ダイソンなど)は高価。
・(ダイソン)掃除中はずっと運転ボタンを押しておく必要があるため、やや扱いにくい。
・手元に重心(モーター)があるため、使用時に重く疲れやすい。
・モーターと排気口が手元にあるため夏場は熱く、音も大きく感じやすい。
・充電が切れるリスクがある。
・充電器との接続部分が壊れやすい。
・低価格のモノはコードレスではないので注意が必要。

 

 

キャニスタータイプ:1万円~

【メリット】
・1万円前後のモノでも吸引力が強い。
・充電切れを心配する必要がないため、広範囲・長時間使用が可能。
・カーテンレールなどの高いところ、家具の間などの狭いところの掃除もしやすい。
・本体(モーター+ダストカップ)とノズル・ヘッド部分とが分離しているため、手への負担が少なく掃除がしやすい。

 

【デメリット】
・収納から取り出して組み立てる必要があるため、気軽に使えるとはいえない。
・収納に場所をとる。
・掃除の時にコードが邪魔になる。
・本体を引っ張りながら掃除するのが面倒に感じる。
・本体(モーター+ダストカップ)が重い。

 

私は1年ほど前に掃除機が故障したため、↑この商品を購入しました。約1万円と低価格のためちょっと不安ではありましたが、現在もまったく問題なく使用できています。

この掃除機の優れた点を説明します。

 

・サイクロン式なのでゴミ用紙パックの交換の必要がありません。

ダストケースは取り外しが楽で、水洗いできるので手入れがとても簡単です。

機械が苦手な女性でも困ることはありません。

説明書を読まなくても十分に使用できます。

 

・ヘッド部分(ノズルの先の部分)がモーターヘッド(電動式)ではなく、吸引の力を利用したタービンヘッドなのですが、使用上は不便を感じたことはありません。

十分きれいに掃除をすることができます。モーターヘッドでないために、低価格を実現できているのです。

(新婚の友人が新たに購入した、キャニスタータイプのモーターヘッド機能付きの掃除機を使用させてもっらた感想です。

友人の住んでいる2LDKのような、広範囲を掃除する場合には便利な機能だとは思います。

ですが、一人暮らし用の1DK程度の部屋の広さには必要のない機能だと思います。

また、ヘッド部分が大きいため、スペースに余裕がある部屋でないと掃除がしにくい印象も受けました。)

 

・キャニスタータイプなのですが「軽い」です。女性でも片手で苦労することなく持ち運びが可能です。

軽量ですが転びにくく、家具や壁の角などにひっかかりにくいデザインのため、移動が楽におこなえます。

 

・約1万円と低価格ですが、日常的に使う上で不満はありません。非常にコストパフォーマンスの高い商品であるといえます。

 

Attractive girl with vacuum cleaner on light background

 

スティックタイプ・ハンディータイプ・キャニスタータイプ、それぞれにメリット・デメリットがありますが、私は断然キャニスタータイプの掃除機がオススメです。

その理由はそれぞれの掃除機を実際に使用した、以下の経験からの結論です。

友人のスティックタイプ(コードレス式)を使わせてもらいましたが、一番のデメリットは「一体型であるがゆえの使いづらさ」です。

センターテーブルやベッドの下などの掃除には不向きです。

 

実家には新し物好きの父が買った、ダイソンの新型ハンディークリーナーがあります。

使用した感想は、掃除機をかけるときにずっとスイッチ部分を押しておかなくてはならないため扱いにくい=「ストレス」に感じられました。

これは慣れれば……という問題ではないように思えます。
長時間・広範囲の掃除には「不向き」であると思います。

 

ダイソン以外の日本製のハンディータイプ掃除機では、この部分をクリアーいているものも有ります。

ですが、デメリットの部分を考えると、キャニスタータイプよりも劣るという感じは否めません。

掃除機を2台持ちできるような環境(必要性のある)の方であれば、セカンド掃除機としての購入はアリかもしれませんが……。

 

将来的に結婚をした場合を想定し、部屋数が増え、長時間・広範囲の掃除機使用が必要となった場合でも、キャニスタータイプの掃除機でしたら買い替える必要はないと思います。

このような「節約」できるという点もオススメな理由の一つです。

キレイ好きな女性の場合はとくに、一人暮らしで新たに掃除機を購入するならば「キャニスタータイプ一択」であると思います。

関連記事:女性の一人暮らしに必要な「費用」を5に分けて徹底解説!!④「家電」にはいくら必要?(2)

 

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