騒音トラブルに巻き込まれないために③

Portrait of a young woman on a white background.

こんにちは!
引越し歴5回、一人暮らし歴11年目のアラサー女子チヒロです。

この記事では、騒音トラブルに巻き込まれてしまった時の対処方法と、騒音トラブルに巻き込まれないための最善の方法とは何か?について、徹底的に解説しています。

集合住宅でもっともトラブルになりやすい騒音問題を回避する方法を知りたい方にオススメな記事です。

それでは、よろしくお願いします!

騒音問題が起きてしまったら。

私が言える立場ではありませんが、多少の生活音は我慢しましょう。

それができないとアパート・マンションなどの集合住宅での生活はできません。

ですが、騒音が嫌で部屋に帰りたくなくなる・食欲がなくなる・夜も眠れないなどの心身のストレスが大きいような場合は、まずは管理会社や大家さんに現状を説明しましょう。

基本的には管理会社や大家さんが手を打ってくれます。

とはいっても、全戸のポストに騒音問題についての注意書きや、集合住宅生活でのマナーについてのチラシが配布されるだけの場合がほとんどです。

そのため効果は正直期待できません(私は木造アパートでの騒音問題で、管理会社への連絡~大家さんへの連絡と言う手順を踏みましたが何も変化が起きず、解決しませんでした)。

良心的な管理会社や大家さんの場合は、苦情があった事を個別に連絡をして注意してくれることもあるようです。

それでも騒音が止まない場合は、警察に通報するという手段がありますがお勧めしません。

通報をしたことが知られてしまった場合には、怨恨を持たれてしまう可能性があり、さらに大きな騒音の嫌がらせ・他のトラブルに発展してしまう可能性があるからです。

それに、騒音を何とかしてほしいと言っても民事不介入により、基本的には警察は動いてはくれません。

喧嘩になり誰かが怪我をしてしまった、という事にならないと基本的には警察は動いてはくれないようです(最近は騒音問題で殺傷事件などに発展してしまう事が増えてきているため、警察も動いてくれやすくはなってきてはいるようですが……)。

絶対にやってはいけない事は一人で直接苦情を言いに行くという事です。

これは特に女性の場合には危険すぎます。
厳禁です。一時の感情に流され、後から後悔する事の無いように気を付けましょう。

では、どうしたらいいのか……。

集合住宅生活で騒音問題を避ける絶対的な方法はありません。

ですが遭遇してしまう確率を下げることは出来ます。

騒音問題は起きてしまう環境では、改善は難しいのが現状であると思います。

なので私は、騒音問題ができるだけ起こらないであろう環境を選択することを強くお勧めします。

それが、RC(鉄筋コンクリート)構造、最上階、角部屋の物件です。

人気が高い物件であるため、家賃は高くなってしまいます。

木造やALC構造の物件に比べると、家賃は1~3万円は高くなってしまいます。

一般女性にとってこの金額差はとても大きいと思います。

ですが現在の私は『音』に悩まされる事の無い、安心して自身の部屋で過ごすことのできる環境を手に入れることができています。

RC(鉄筋コンクリート)構造、最上階、角部屋の物件ならば絶対的に騒音問題に悩まされる事が無い訳では決してありません。

ですが、その確率を低くすることができるのです。

たとえば、ALC構造3階建て各階3戸のアパートの2階の真ん中の部屋(赤いに住んだ場合、まずはALCという構造上、各部屋の床・壁の間は基本的に空洞になるため音が響きやすい構造です。

そして、その部屋に隣接するのは上下左右の4部屋という事になります。

3×3

RC構造、最上階、角部屋の物件の場合は、床・壁の間はコンクリートが詰まっているため空洞ではありません。

コンクリートの厚さ(戸境壁・スラブ厚)がどうかという施工上の問題がある場合もありますが、基本的に遮音性は優れています。

最上階角部屋(青いであることによって、隣接する部屋は下と左右のどちらかの部屋の2部屋のみ、ということになります。隣接する部屋数だけを見ても、隣人の騒音問題に悩まされてしまう確率は50%、半分に低下します。

3×3 2

また、現在私の住んでいる部屋は、キッチンと浴室・トイレが隣の部屋と背中合わせの構造であり、居室となる洋室・和室はさらに廊下を挟んでいる位置である為、隣人の生活音は全くといっていいほど気になりません。

階下の方の生活音は何かの拍子にドアを強く締めた場合の音は響きますが、精神的なストレスとなる、睡眠を妨害されるような心配はありません。

heimennzu

↑このような構造の物件は、トイレは背中合わせではありませんが、浴室・キッチン・クローゼットが背中合わせになっているため、隣の部屋の音が響きにくい作りになっているためお勧めです。

ただマイナス要因もあります。

それは、最上階であるため太陽光の影響を直接受けるため、夏場にクーラーが効きにくいのです。

夜になってもコンクリートがなかなか冷めないためクーラーが欠かせない事によって、電気代がかさんでしまいます。

また屋上から泥棒が侵入しやすいという、防犯上のリスクが高くなってしまいます。

このようなマイナス要因もありますが、私は今までにない快適で安心できる生活を送ることができています。

家賃が高くなってしまった分は、固定費(家賃・通信費など)・食費や光熱費などの生活費、娯楽費を節約することで埋め合わせています。

私の節約方法については、また別の記事で書かせて頂きます。

遮音性の高い物件選びまとめ。

1:RC構造(鉄筋コンクリート)マンションの物件を選ぶ。

2:最上階角部屋の物件を選ぶ。

3:戸境壁(住居と住居の間の壁)の厚さが180 mm以上(できれば200mm以上)の厚さの物件を選ぶ。
(注)RC構造であっても戸境壁がALCパネルや木質パネルであることがあるため、不動産店舗訪問時、物件の間取図を見る時に社員の方に確認が必要です。

4:マンションの床の遮音性を表す数値【L値は45以下】の物件を選ぶ。

5:スラブ厚=床のコンクリートの厚みが200mm以上の物件を選ぶ。

6:隣接する部屋との仕切りが、キッチンや浴室などの水回りや、クローゼットなどの収納部分と背中合わせになっている物件を選ぶ。

7:上下左右の隣接する部屋の住民の状況をできるだけ詳しく知る(小さなお子さんがいる家族の場合、騒音問題は避けられません。
また、水商売などをされている方などとは生活サイクルが異なるため、生活音が騒音問題に発展する可能性が高いです)。

8:管理会社の物件の管理状態を確認する(廊下や階段などの共有部分が汚れていたり、荷物が置かれていたりしていないか。
ポスト周りにチラシなどが捨てられたままになっていないか。
掲示板に騒音問題に関する注意喚起の掲示物が張られていないか等)。

*:戸境壁・L値・スラブ厚について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
騒音トラブルに巻き込まれないために②

以上が私の経験と情報収集による『遮音性の高い物件選びまとめ』です。

デリケートな女性(神経質・繊細)の方は、物件探しに手間がかかり、家賃が高くなってしまいます。

ですが、この条件で物件を探すことをお勧めします。

家賃の安さだけを考えて木造アパートを選び、騒音問題に苦しんだ末に、また引越しを行なわなくてはならないという心身・経済的な負担というリスクを考えた場合、始めから家賃は高くとも騒音問題に悩まされるリスクの低い物件を選ぶ方が、私の経験上結果的には、お得・安心・快適な生活を送れると思うからです。

引越しをする場合の経済的な負担だけでも大変大きなものです。

(例)木造アパート:家賃5万3千円から、RCマンション:家賃7万3千円に引越しをする場合に掛かる費用。

・敷金(1~2ヵ月):7万3千円~14万6千円

・礼金(1ヵ月):7万3千円

・仲介手数料(1ヵ月分):7万3千円

・前家賃(1ヵ月):7万3千円

・日割り家賃(約半月):3万6千円

・引越し費用:約2~3万円

・家財保険:約1万円

・鍵交換代:約1万5千円

*合計:37万3千円~45万6千円

という最低でも約40万~50万円の金額が必要になってしまいます。
これは大変大きな出費です。

木造アパート解約時に敷金1ヵ月分(5万3千円)が返却されたとしても、30万円以上は必要になるわけです。

これ以外に、物件探しや引越の準備などの心身の負担が大きくかかってしまいます。

木造アパート:家賃5万3千円、RCマンション:家賃7万3千円の差額は2万円です。

デリケートな女性は2万円の差額分を多く払ったとしても、RCマンション:家賃7万3千円の最上階・角部屋を選択すべきだと思います。

経済性重視、おおらかな性格の方であるならば、2万円も安く済む、木造アパートを選ぶことになるでしょう。

ですが、繊細・神経質なデリケートな性格の女性には、絶対に向いていません。

これは断言できます。

木造アパートの一部屋だけの住居者として入居(他は全て空き部屋)と言う状態でしたら、騒音問題に悩まされる事は無いと思います。

ですが、それはそれで怖い状況であると思います(その物件はなぜそのような状況なのでしょうか。事故物件? 治安が悪い? 駅へのアクセスが非常に悪い? マイナス要因しか思い当りません)。

RCマンション・最上階・角部屋だからと言って、騒音問題に悩まされる可能性が0%になるわけではありません。

ですが、その確率を低くすることは出来ます。

『音』に怯え、自身の部屋でくつろぐことができず、心身ともに疲れ果ててしまうような状況に陥ることを避ける為にも、出来る事は行うべきであると思います。

自身の身は自身で守るしかないのですから。

引越し料金はできるだけ安くしたいけど、値引き交渉と引越し業者とのやり取りが面倒……そんな方には【引越しラクっとNAVI】 がおすすめです!

引越しラクっとNAVIのサイト登録後、引越し業者とのやり取りを「オペレーターが代行」してくれるという、他にはない女性にとてもやさしい斬新なサービスなのです!

引越しラクっとNAVIについて詳しく知りたい方は、こちらの関連記事をお読みください。
関連記事:【2020年版】女性にオススメな引越し見積りサイトランキングBest8+α


サブコンテンツ

このページの先頭へ