私の引越し遍歴⑥「やっとみつけた理想の一人暮らし」

チヒロ

引越し歴5回、一人暮らし歴11年目のアラサー女子「チヒロ」です。

この記事では、同棲の解消などいろいろありましたが、やっと見つけることのできた理想のお部屋＝女性の一人暮らしにオススメなお部屋について詳しく書いています。

お部屋選びの基準がよくわからない……という一人暮らし初心者の方にオススメです！

5回目の引越し(1)

理由：
彼が出ていき一人になったため、12万円という高い家賃が払えなくなってしまった。

物件：
築16年。ペット飼育可のRC（鉄筋コンクリート）・5階建・1F 店舗・2F～5Fに各4戸の全16戸・5F最上階の角部屋

家賃：
7万円＋管理費3千円

間取り：
2K（洋室6畳＋和室6畳＋キッチン3畳・風呂トイレ別）

その他：
独立洗面台・二口ガスコンロ設置可・エレベーター有

滞在期間：
居住中（2年目）

利点

① RC物件で最上階角部屋であるため遮音性が高い。

また、物件がコの字型の造りのマンションであるため（マンション中央部に中階段が設置されている作り）、隣接する部屋は隣一方と下階の二方面のみ。
接している隣の物件とも、キッチンが背中合わせである作りの為、和室や洋室には隣人の生活音はほとんど聞こえてきません。

図で説明すると、このような感じです。

② 利便性＆治安が良い。

スーパー、ドラッグストア、ホームセンター（ペット用品購入に便利）、バス停が近く、利便性が高い住環境であり、交番（徒歩5分圏内）が近くにあるため治安も良い。

③ 眺望良好。

周りに高いマンションの無い住宅街であるため、晴れた日には遠くに綺麗な山々の稜線や富士山を眺めることができます。

問題点

① 家賃が高い。

家賃は手取りの1/3以下が相場と言われています。私は手取り20万前後であるため、家賃は6万前後が妥当な額です。
物件にもよりますが、人気の最上階角部屋である為、同マンション内の同じ間取りの部屋よりも家賃が高いです（階下の部屋より2千円高いです）。

② 最上階であるがゆえのリスク。

・防犯面のリスク＝屋上から泥棒が入りやすい、盗難被害にあいやすいというリスクがあります。

・冷房が効きにくい＝これは顕著です。
物件によっては屋上に遮熱対策をしてある物もあるのですが、私の部屋は以前住んでいたマンションと比べると、明らかに夏場はクーラーが効きにくいです。
そのため電気代がかさんでしまうという経済的なリスクがあります。

③ 設備面での不充実感。

以前の物件が独立洗面台・ウォークインクローゼット・浴室乾燥機・3口IHクッキングヒーター・対面キッチンと設備面で充実していただけに、不充実感は否めません。

ですが私にとってとても重要な「遮音性の高さ」が優れているお部屋であるため、これは問題点とは言えないのかもしれません。

＊とっても重要な「遮音性」について。

お部屋選びの時にはあまり気にせず、住んでからとても気になるのが「遮音性の低さ」＝「騒音問題」です。

大手住宅メイカーである積水化学工業がおこなった「賃貸住居者ニーズ実態調査」によると、「賃貸選びで重視する点」で「防音は6位」ですが、「賃貸物件で不満に感じる点」では「防音（遮音性の低さ）は1位」となっています。

数十万円の引越し費用（初期費用・引越料金など）をつかって、心身ともに疲れる引越しをやっと終えたと思ったら、騒音問題に悩まされる……ということがないように、くれぐれも注意してくださいね！

関連記事：騒音トラブルに巻き込まれないために①

不動産業者

ペット飼育可の賃貸物件が少なく私のお部屋に求める条件が厳しいため、まずはHOME’SやSUUMO等のネット検索で物件を探し、条件に合うお部屋が出るのを待ちました。

ちなみに、私の求める物件の条件は、

・ペット（中型犬まで）飼育可。

・遮音性が高いRC構造。

・マンションの最上階角部屋。

・希望家賃：7万前後（本当は6万円前後に収めたかったですが、私の求める地域ではまず見つかりませんでした）。

・間取り：2K（風呂・トイレ別）

・職場までの通勤時間が1時間以内の地域。

・治安のよい地域。

・日当たりが良い。

・スーパーが徒歩5分圏内にある。

・希望として独立洗面台・ウォークインクローゼット付。

でした。

以前の同棲生活で生活費の個人負担が軽減できたこともあり、それなりに蓄えはあったのですが、やはり引越費用は出来るだけ抑えたかったため、希望としては仲介手数料が家賃の半月分（一般的に仲介手数料は家賃1ヶ月分）である不動産業者『minimini』で探したかったのですが、一月ほど待っても希望に合う物件は見つかりませんでした。

仲介手数料の件なのですが、最近知ったのですが『ウチコミ！』というサイトで紹介されている物件は、全て仲介手数料無料です。まだ物件数は少ないですが一見の価値はあると思います。

同棲していたマンションからはある程度（電車移動で30分以上）離れていて、職場から離れすぎない（通勤時間が1時間以内）地域の4～5件の不動産業者を回りましたが、私の希望に合う、これだと思える物件は見つかりませんでした。

またこの時、ある不動産業者の男性営業の方の対応には非常に不快な思いをしました。

20代前半と思われる若い男性営業マンの方でした。一見ホストのような風貌で、話し方も早口で軽い感じでした。
ただ、私の提示する物件への細かい希望条件に対して、ある程度的確な提案して頂けたため、内見に案内をして頂くことにしました。

物件への移動中の車内でも非常に饒舌で、物件選びには関係のない私の個人的な事（引越しする理由や恋人の有無等）を質問してきました。

この時点で後悔をしていたのですが、物件内見時には心から後悔をすることとなりました。
その理由は、二人きりとなってしまうお部屋内での距離が非常に近く（振り返るとぶつかりそうなほど近くに立っていたり）、話し方も車内よりもまして馴れ馴れしく感じられたからです。

更には、このお部屋に決めるよう強引とも思える営業トーク（「他の不動産業者を回ってもこれ以上の物件はない」「実はこの後、他の方がこの部屋を内見する予約を入れている」「（私の）希望の条件ではこのお部屋以外は無理だと思う」等）を話し続けました。

さすがの私もうんざりとしてしまい、「今日決めるつもりは有りません。検討させて頂いてお願いするようでしたらコチラから連絡をさせて頂きます」という事を伝えました。

すると態度が豹変し、急に無愛想になり「駅までバスに乗ればすぐですけどどうします？」と言われました。

すぐにはこの言葉の意味が分かりませんでした。
つまり、この部屋に決めないならば車では送りたくありませんという事なのです。
私はあまりにも酷い対応に呆れてしまいました。

車で送って頂こうとは思いませんでしたし、コチラからお断りしたいと思ったので「バスで帰ります」と言いお部屋をあとにしました。

トラウマになってしまうような不快な体験でした。後から知った事なのですが、不動産営業マンの方には水商売関係やホスト上がりの方が比較的多いのだそうです。

私が経験してしまったような不快な男性営業マンばかりではなく、親身になって物件探しをお手伝いして頂ける方がいることも確かです。

ですができることならば、女性の営業の方に担当していただくことをお勧めいたします。
同性ならではの視点でお部屋探しをしてくれますし、悩みや不安も共感していただけやすいと思います。

女性の営業スタッフの方に対応して頂くために、不動産事務所訪問の前に『女性営業スタッフの方に対応していただくことは可能であるか』という事を電話で確認しましょう。
可能である場合は訪問可能な日時を調整し、予約をとりましょう。

いきなり事務所を訪問して女性スタッフに対応をお願いしても、難しい場合がほとんどのようです。
徐々に女性の営業の方が増えてきていますが、不動産営業の方は男性が大多数を占めるため、まだまだ少ないのが現状のようです。

関連記事：『安心・快適なお部屋探しをしたい！』女性の不動産営業の方について詳しく知りたい方はこちら。
⇒お部屋探しは女性の方に担当をお願いしましょう。

一月半後に不動産物件検索サイト【SUUMO】でようやく希望に合う物件を見つけることができました。そのお部屋を取り扱う業者は有名大手の不動産業者でした。

店舗訪問時に私はこの物件しか見たくないというのに、いくつか他の物件も紹介されました。
どれも家賃が8万以上で地域的にも希望範囲外だったので断るのが少々面倒だったのですが、これもこの方の仕事なのだからと我慢をしました。

物件を内見に行きすぐに気にいりました。
私の求める条件をほぼ満たしている上に、眺望も良好。
駅から少し遠い（最寄駅からバスで約15分）という難点はありましたが、マンションの目の前にバス停があるためそこは良しとしました。

マンションから徒歩3分圏内にスーパーがあるのも魅力の一つでした。
その場で即決するのはリスクが高いとは思いましたが、長い間探してやっと見つけた物件であったためこの物件に決めた事を伝え、店舗に戻って契約をしました。

私の引越し遍歴⑦「【予約サービス】はスグレ物です！」に続きます。

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