お部屋探しは女性の方に担当をお願いしましょう。

こんにちは！
引越し歴5回、一人暮らし歴11年目のアラサー女子チヒロです。

お部屋探しで20件以上不動産屋巡りをしたなかで、何度か女性の営業スタッフの方に対応をして頂きました。

その時にまず思ったのが「女性でよかった」という事です。

男性の営業の方でも誠実な対応をしてくださる方もいらっしゃいますし、女性だから必ず安心できるという訳ではありません。

ですがやはり「同性であるがゆえの安心感」というものは、特に繊細な女性の方の場合は強く感じると思います。

物件に対する知識や仕事に対する姿勢が、男性の営業の方と比べて劣るという事は全くありませんでした。

むしろ私は女性のスタッフの方が仕事が丁寧で、対応が細やかであると感じました。

経験上お勧めな女性のスタッフの方に対応して頂くメリットと、対応して頂くための注意点について書いてみたいと思います。

それでは、よろしくお願いします。

不動産屋で女性のスタッフに対応して頂くメリット。

威圧感を受けずに話しやすい。対応が細やかで丁寧。お部屋選びの視点が近く共感が得られやすい。

まず感じるのはこの点だと思います。

男性の方は意識していないのかもしれませんが、男性ならではの威圧感のようなものを女性は敏感に感じてしまいます。

それに、女性と男性とでは根本的に物事に対する考え方が異なります。

そのため、質問したいけれど質問できない……。
断りたいのに断れない……。

という状況にもなりかねません。

その点、同性でしかも年齢が近い場合は、女性ならではの生活をする上での物事の考え方、感じ方、利便性という視点でお話をすることが出来ます。

また、お部屋の設備・周辺環境のチェック点も共感を得られるため、じっくりとお部屋選びがしやすいです。

具体的には、

朝のメイク、お洋服選びのバタバタ感。

お部屋選びの時に独立洗面台のタイプ（私の場合は帰宅後の入浴時以外に朝のシャンプーも欠かせないので、伸縮ノズルのシャワーヘッド付きタイプにこだわりました）、クローゼットの形状（小さすぎないか、お洋服を取り出しやすいかなど）について十分に検討できました。

【伸縮ノズルのシャワーヘッド】

独立洗面台は洗髪以外に朝の歯磨き・洗顔・メイク時に非常に役立つ設備です。

収納が豊富なものはメイク道具やスキンケアアイテムをスッキリと片づけることができるためとても助かります。

男性はあまり必要と思わない設備だと思います。

キチンスペースは自炊に適しているか。

お料理が好きな方、美容・ダイエイットに大きく関わる自炊への拘りが強い方は、キッチンスペースのチェックは重要事項です。

【一口コンロしかない】
【シンクが狭く洗いものをするときに洗剤の泡や水滴が飛び散ってしまう】
【調理スペースがない】

【2口IHクッキングヒーター付きでもまな板を置ける調理スペースがない】

料理にあまり関心がないような男性の場合は、まず問題点とはしないでしょう。

シューズボックスにブーツを収納することは出来るか。

冷え症の女性の冬場の重要アイテムであるロング丈のブーツ。

薄型・簡易型・古いタイプのシューズボックスには収納することができない場合が多いです。

【薄型シューズボックス】

【ブーツも収納できるシューズボックス】

ブーツが収納できないとなると、夏場などは玄関に出しっぱなし……という事にもなりかねません。

玄関が狭くなるうえに見栄えも悪く、ブーツも傷みやすいという問題点だらけです。

一般的に男性がロング丈のブーツを履くようなことはあまりないと思います。

女性ならではの視点だからこそ気づけるのではないかと思います。

周囲の治安と利便性

物件廻りをする昼間は気付かない、夜間の周囲の状態。

最寄りの駅やバス停からお部屋までの道のりで、怪しいところ・怖いと感じるところがないか。

いざという時に駆け込める交番やコンビニなどはあるのか。

男性ならば気にしないような問題点も、女性ならではの視点で夜間の状態を想定し、リスクについて話し合う事ができます。

また、生活をしていくうえでの利便性も重要チェック事項です。

コンビニ・スーパー・ドラッグストア・（できれば100均）がどれだけの徒歩圏内にあるのか。営業時間は何時までなのか。

チェックしておかないと、実際に生活し始めてから非常に後悔することとなります。

閑静な住宅街の中の物件で、日当たり良好のお部屋でも、買い物をするのに不便な環境では困ります。

とかく女性は細やかなものが必要となりますから。

このような点も物件の周りを一緒に歩くことによってチェックすることができます。

男性の営業の方にはお願いしにくい事ですが、女性の場合はスムーズにお願いすることができましたし、快く引き受けてくださいました。

内見時に安心。

内見時にはお部屋内は二人っきりになってしまいます。

経験された方なら分かると思うのですが、初対面の男性とがらんとした部屋の中で二人だけという緊張と不安。

これには何度経験しても慣れることができませんでした。

この緊張と不安を感じる必要がないという事が、女性の営業の方に対応して頂く最大のメリットの一つであるといえるかもしれません。

情報収集をしていて驚いたことの一つに、男性の不動産営業マンには色恋営業をする人がいるという事です。

色恋営業の具体的な内容は、

恋愛感情があるような発言、態度をとる。

「物件を見て喜んでいるあなたを見て可愛いと思った」
「感情を素直に出すところが素敵です」

と言ったり、

・ボールペンを貸し借りするときにさり気なく手を触れる。
・内見時お部屋から出るときドアノブを握る手に手を重ねる。
・内見後ファミレスに食事に誘う。

本当に？　と思ってしまうような体験をされている女性の方がいるのです。

これは色恋営業と言う営業テクニックの一つなのだそうです。

私は幸ここまでされた経験はありません。

ですが、

初対面なのに彼氏や友人のように異常に馴れ馴れしく話しかけられる。
恋人の有無など仕事とは関係ない質問をされる。

という事はありました。正直不快でしたし、恐怖すら感じました。

情報収集をしていく過程で、男性営業スタッフには元ホストの方が多いという事を知り、なるほどと納得してしまったことも事実です（男性の営業の方が、そのような感じの方ばかりであるという事では決してありません）。

また、稀ではありますが殺人事件にまで至ってしまったケースもあります。

女子大生、不動産屋に殺される。

逮捕されたのは不動産会社の店長（41）。

店長という肩書を利用して信用させ、マンションを見学して歩き、知人のマンションで乱暴をしようとしたところ抵抗されたため首を絞めて殺害してしまったのだそうです。

事件の被害者の女性は、他人の学生と一緒の学生会館（学生寮）暮らしを嫌い、一人暮らしのできるマンションを探していてその過程で事件にあってしまったのです。

お部屋を探すという事に不慣れな女性を狙った、非常に卑劣な事件であると思います。

このようなケースは滅多にはないと思いますが、絶対にないとはいえません。

決して男性の営業マンの方は危険だと言っているわけではありません。

ですが、自身の身は自身で守らなくてはならないという事、女性が身を守るためのリスク管理は十分すぎるほどしておいた方が良いという事を理解して頂きたいと思います。

女性の営業スタッフに物件の紹介をして頂くには。

繊細な女性の方には安心度の高い女性スタッフに対応して頂くことを強くお勧めするのですが、女性の営業スタッフはまだ少ないのが現状です。

そのため、とびこみで不動産屋を訪問し「女性スタッフに対応をお願いします」といっても難しい事が多いでしょう。

女性に対応をお願いするには、まずは女性の営業スタッフがいる不動産屋を探すことです。

不動産屋に直接電話をして確認するという方法もありますが、もっと効率的な方法があります。

それはネットで賃貸物件を探せるサイト【HOME’S】にアクセスして調べる方法です。

まず【HOME’Sの全国の賃貸を探す】にアクセスします。

そのページの左側の【不動産会社を探す】をクリックします。

次に物件を借りたい地域を選択します。ここでは例として【東京】を選択しています。

【東京都の賃貸を取扱う不動産会社を探す】ページからお部屋探しをしたい地域を選択します。ここでは例として【千代田区】を選択しています。地域にチェック（複数選択可）を入れたら、【検索する】ボタンを押します。

【不動産会社の検索結果】ページが表示されるので、左側の【女性スタッフ対応】にチェックを入れて、【検索する】ボタンを押します。今回は【49件】の不動産会社がヒットしました。

検索結果の中から訪問したいと思う不動産会社を選択します。

最後の確認に、訪問したいと思う不動産会社に電話をします。

そして女性スタッフが対応可能な日時を確認し、自身の予定と照らし合わせ【予約】を入れます。

こうすることによって、より確実に女性のスタッフに物件選びをサポートして頂けることになります。

まとめ

女性スタッフに限らず相性のいい担当の方を見つけるには、質問を沢山することが一番の近道であると思います。

こんなことをきいたら嫌がられるかな？　面倒臭い人と思われるかな？　と思って質問を我慢してしまうと、後々後悔してしまう事になりかねません。

繊細な女性にはなかなか難しい事だとは思いますが、快適で安心できるお部屋選びを行なうために、決して安くはないお金を払うのだという事を肝に銘じ割り切ってください。

それに、こちらからの質問に対して面倒臭そうな、不誠実な態度をとるような方は論外です。

相手に不快感を与えてしまうかもしれないなんて考えずに、迷わず席を立ち店を出ましょう。

不動産屋はそこだけではありませんから、全然大丈夫です。

気にする必要は全くないのです。

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