女性が同棲をするときに知っておくべき4つのこと。「③生活費の金銭管理は大丈夫?(1)」

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結婚じゃなくて「同棲」なのに、そんなに金銭管理って大事?

 

チヒロ

即答で「大事です!」

結婚という明確な目標がある場合ももちろん大事ですが、「とりあえず同棲」「なんとなく同棲」でも、金銭管理は絶対に重要です!

 

う~ん、どうして?

 

チヒロ

金銭管理が明確でないと、同棲生活長くなればなるほどおたがいの金銭負担に対する不満が出やすくなります。

これは、私や友人たちの経験からも明白な事実です。

それに、同棲解消となった時に一番トラブルになりやすいのが「お金の問題」だからです!

 

こんにちは!
引越し歴5回、一人暮らし歴11年目のアラサー女子チヒロです。

ということで、この記事ではなぜ同棲生活を送るうえでとっても重要な「金銭管理」について、実体験をまじえて解説します。

「お金」のことって恋人同士であっても触れにくい部分ではありますよね。

ですが、生活費の負担額などをハッキリとしておかないあとからトラブルになる可能性が大きい重要な問題です。

同棲生活を楽しくスムーズに送るために、「金銭管理」についてしっかりと情報を収集しておきましょう!

それでは、よろしくお願いします。

 

同棲であとからお金で困らない、揉めないために知っておくべきこと。

同棲開始時に必要なお金について。

同棲の『初期費用』は家賃の6ヶ月分と考えておいてください。
この辺は一人暮らしの場合と変わりません。

ただ、一人暮らしの時よりも家賃が高くなる場合がほとんどのため、そのぶん初期費用は高くなります。

家賃10万円のところで同棲をするとなると、初期費用は10万円×6ヶ月=60万円 を用意しておく必要があります。

その内訳は、

敷金1:10万円
礼金1:10万円
仲介手数料:10万円(家賃一ヶ月分が相場です)
前家賃:10万円
当月分家賃:10万円
火災保険料:約2万円(保険会社による)
鍵交換費用:約2万円(鍵の種類による)

合計=54万円
さらに、二人とも実家暮らしからの同棲の場合は、引越し料金がかかります。

引越し料金:10万円(一人5万円×2)

54万円+10万円=64万円

また、家電(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・掃除機など)・日用雑貨品などを新たに買い揃えるとなると、+10万円は必要になります。

54万円+10万円+10万円=74万円

ということは、二人とも実家からの同棲開始の場合には、約80万円は双方合わせて用意しておいた方がよい、ということになります。

好きな人と一緒に住める! という勢いで同棲に踏み切ってしまい後からお金で困らないために、余裕をもって貯めておきましょう。

こんなことをいっては何ですが、お金が原因で同棲を解消してしまうカップルは多いのです。

そうならないためにも、金銭管理は同棲前から女性主導でしっかりと行うようにしましょう。

 

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関連記事:【2017年版】女性にオススメな引越し見積りサイトランキングBest8+α

 

あとから後悔しないために……とても重要な生活費の分担と管理について。

 

同棲開始後のお金で重要なのは、生活費の分担と管理です。
これは同棲をすることが決定したら、すぐに行うべきです。

「お金のことはちょっといいにくいな……」と躊躇していると、あとから必ず後悔をすることになります。

同棲をしてしばらくするとラブラブ感も次第に薄れ、お互いのいうことをあまりきかなくなる、聞き流す、喧嘩になりやすい、という感じになってしまいがちです。

なので、お互いに新鮮な気持ちを持っている同棲初期(同棲前の方が理想)に、生活費の分担と管理方法を明確に決めておく必要があるのです。

 

一人暮らしの時に家賃6万5千円のところに住んでいて、同棲時には10万円のところに住むとします。

家賃を均等に負担する場合は5万円ずつの負担になるため、1万5千円安くなることになります。

だからといって、生活にかかるお金の負担がすべて楽になる! という訳ではありません。

とくに食費や交際費(デートの費用など)は、同棲開始時は気持ちがウキウキとしているため、気を緩めてしまうとあっという間に一人暮らしのとき以上にかかってしまいます

同棲解消の大きな理由の一つに、金銭感覚の違いがあります。
これは私も痛感しました。

週に1~2回のデートの場合では、

「ちょっと気前がよすぎるかな?」
「外食にかけるお金が多いな……」
「趣味にけっこうお金をかけるタイプなんだな……」

と漠然と感じる程度でも、将来的に結婚を考えている同棲の場合は、とくに女性はお金の面でシビアになります(結婚後は育児費・教育費なども必要になるため、さらにシビアになります)。

男性は基本的にお金にはルーズ(趣味などの娯楽に流されやすい)であると考えていた方がよいでしょう。
私の経験と友人たちの話からも、これは間違いないようです。

安定して幸せな同棲生活を送れるよう、計画的な生活費の分担と管理について、私の失敗談と、結婚へと繋げることができた友人の成功例をまじえて解説いたします。

 

生活費はどれぐらい必要なの?

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家賃10万円のマンション(家賃が安い木造アパートの同棲は騒音問題に悩まされる確率が非常に高いため、やめるべきだと私は思います)に同棲する場合、生活費として必要になる料金を、お互いが社会人(20~30代)で安定した収入がある場合を想定して算出してみましょう。

男性の給料の手取り額:25万円
女性の給料の手取り額:18万円

合計:43万円

 

家賃:10万円
食費:4万円(自炊費用3万+外食代1万円)
光熱費:1万9千円(電気:1万円・ガス:4千円・水道:5千円)
通信費(ネット回線利用料+プロバイダ契約料):7千円
スマホ代:7千円×2=1万4千円(格安SIMを利用すれば、大幅に節約できます)
雑費:2万円(洗剤・シャンプー・トイレットペーパーなど)
交際費:3万円(二人でのデート代・個別の友達との交際費など)

合計:23万円

 

食費は4万円としましたが、自炊の費用と月に2~3回の外食費を含めています。

節約しようと思えば2万円以内ですますことも可能です。

ただ、食費が2万円となると、単純計算(2万円÷30日)で二人で一日660円で生活するということになります。

朝・昼・晩、三食を一人330円/1日ということです。

これは、よっぽど女性がしっかりとしていて、男性が節約に協力的でなければ正直難しいと思います。

ですが、同棲中の友人の一人は、はやく結婚費用を貯めるためと、新婚旅行を豪華にしたいからという目的のため、一月2万円以内の食費で生活をしています。

 

また、将来的に結婚を考えているカップルの場合は、そのための貯金も必要になります。

結婚費用300万円とし、3年後に結婚を考えている場合は、300万円÷36ヵ月=約8万円の毎月の貯金が必要になります。

23万円+8万円=31万円

という金額が「生活費」として必要ということになります。残金は、

給料手取り額合計43万円-生活費31万円=12万円

となります。

この残金12万円は各生活費の負担割合にもよりますが、お互いに分けて貯金をしておくべきだと思います。

その理由は、冠婚葬祭などの想定外の出費や、残念なことに同棲解消となってしまった時の、お互いの引越し費用にあてる資金などの必要性からです。

無事に結婚へと結びつくことができた場合は、この金額をそのまま二人の将来への貯金へと当てればいいのです。

 

しっかりと話し合うべき生活費の分担方法

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生活費の分担方法には色々ありますが、私と友人達の経験から、2つの分担方法に絞って説明をします。

具体的な金額は、上記の【生活費はどれぐらい必要なの?】をもとにしています。

 

1:手取り額によって負担割合を変える。

男性の手取り:25万円
女性の手取り:18万円

の場合、負担比率は、

男性が約58%=約6割負担
女性が約42%=約4割負担

いうことになります。

ということは、

男性  女性
家賃:6万円
食費:2万4千円
光熱費:1万1千円
通信費:4千円
雑費:1万2千円
交際費:1万8千円
結婚貯金:4万8千円
家賃:4万円
食費:1万6千円
光熱費:8千円
通信費:3千円
雑費:8千円
交際費:1万2千円
結婚貯金:3万2千円

*スマホ代(7千円)は個別負担にしないとケンカになりやすいので、負担割合には含めません。

おおよそですが、このような負担割合額になります。

生活費:23万円+結婚貯金:8万円=31万円

男性負担額:18万4千円(給料残金:6万6千円)
女性負担額:12万6千円(給料残金:5万4千円)

 

友人が過去に同棲した男性の一人は、6:4というような大雑把な負担比率ではなく、毎月の手取り給料額をお互いに提示して、数%単位まで明確にして生活費の負担割合を決めていたそうです。

これには大らかな性格の友人は息が詰まってしまい、すぐに同棲を解消することになったそうです。

友人の話では「同棲前は細かいところはあるけれど、そんなにケチな人だとは思わなかった。
そのことが分かったので、結婚しなくて本当によかった」といっていました。

給料の取得比率から女性の負担額が少ないからお得、という立場だけであってはいけません。
負担割合が少ないからこそ、会計係をかってでなくてはなりません。

よほどマメで節約家な男性でない限り会計係はやりたくないでしょうし、金銭管理は基本的に考え方が現実的で生活に根付いている女性の方が向いているので、良いことであると思います。

 

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手取り額によって負担割合を変えるメリット・デメリット

メリット

・収入の違いからの生活費負担額に対する不満がでにくい。
・男性が女性を守るという意識がめばえやすいため、結婚を意識しやすくなる可能性がある。
・収入の少ない方(一般的に女性)の負担が少なくなる。

 

デメリット

・その月に応じて手取り額が大きく異なる(残業代など)場合、負担割合の算出が面倒。
・上記のような場合は負担割合比率が固定制だと、手取り額が少ない(多くの場合女性)方から不満が出やすい。
・負担割合が多い方(一般的には男性の方)が、「自分の方が多く払っている」のだからと、家事をやらなくなってしまう場合がある。
・負担割合が少ない方(一般的には女性)が家事全般をこなさなくてはならなくなってしまい「私も働いているのに、なんで私だけがこんなに大変な思いをしなくちゃいけないの!」と、不満が溜まってしまうことがある。
・生活費の負担額が異なるため、上下関係が生まれてしまうことがある。
・別れてしまうことになった時に、お金でのトラブルが起きやすい。

 

収入によって生活費の負担割合をきめる方法は、メリットもありますが、デメリットの方が多いように思います。

結婚をして財布を一つにしている夫婦であるあるならば、また違うのかもしれません。

ですが、同棲はなんの社会的な契約のない、双方の合意のもとという実に曖昧なものの上に成り立っているため、私は収入の差はあっても対等の立場でいられる「完全折半」の方が良いと思います。

3回の同棲経験がある友人が、同棲解消時に揉める事がなかった、3回目の同棲から結婚へと繋げることができた、完全折半の場合を具体的な金額であらわし、メリット・デメリット次の記事で解説します。

 

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