お部屋探し時には物件の「宣伝文句」に注意をしましょう。

Vintage looking man shouting with a megaphone

 

こんにちは!
引越し歴5回、一人暮らし歴11年目のアラサー女子チヒロです。

不動産業者がお部屋を紹介する「宣伝文句」には曖昧な表現が多い、ということを知っておく必要があります。

と言われても、どのような宣伝文句に注意すればいいのか分かりませんよね。

私が今まで20件以上の不動産屋を巡り、お部屋探しをしてきた経験の中で学んできたことを、具体例を挙げて説明させて頂きます。

それでは、よろしくお願いします!

 

1:「徒歩○○分」

最寄りの駅から物件までの所要時間などに使用される「徒歩○○分」。

この時間は不動産業者の方が実際に歩いて測定した時間ではありません。

成人の平均歩行速度の「分速80メートル」をもとに計算されているのです。

 

なので、最寄の駅から物件までの道のりが400mの場合には、400m÷分速80m=5分ということで「最寄駅から徒歩5分」と表記されるのです。

あくまで「成人の平均歩行速度」で計算をされているため、小柄の女性でヒールを履いていた場合や、坂道が多い・路面の状態が悪いなどの地形的な条件、信号機の切り替わり時間が長いなどの交通事情などは考慮をされていないため注意が必要です。

引越してしまってから後悔しないためにも、実際に自身の足で歩いて体験してみることが重要です。

 

2:閑静な住宅街

駅や繁華街から離れた物件の宣伝文句に使用される「閑静な住宅街」。

音に敏感な繊細な女性な方は特にひかれてしまう宣伝文句です。

静かである環境に越したことはないのですが、気を付けなくてはならないのがこの「閑静な住宅街」と言う言葉の中には「周辺には住宅以外には何もない」という意味も含まれているという事です。

 

スーパー・コンビニ・ドラッグストアなどの生活必需品を購入するためには、不便な環境である可能性が高くなってしまいます。

また、夜間はひっそりと暗く、防犯のリスク管理・治安の面でも不安がありますので、その点も注意が必要です。

昼間の状態だけではなく、夜間の状態も確認することを強くお勧めします。

 

また、「学校」や「公園」が近くにある物件でも、繁華街が近くにないため「閑静な住宅街」と表記されているため、音に敏感な方は注意をしましょう。

その理由は学校が近くにある場合は平日の登下校の時間帯は、生徒の騒ぐ声などが結構な大きさで響きます。

公園が近くにある場合は、休日に早朝から犬をノーリード(散歩ひもを付けない状態)で走り回らせ、キャンキャンと吠える声が響き渡る可能性があります。

休日に朝寝坊をしたい場合は辛い思いをしてしまいます。

「閑静な環境」と「生活利便性の高い環境」とはなかなか相容れない条件ではありますが、物件の内見時や内見後にしっかりと周辺の環境をチェックし、妥協点を見つけることを心がけましょう。

 

3:リフォーム済み

リフォームという言葉だけで「綺麗なお部屋」だと判断することは危険です。

極端な例になりますが「5年前に壁紙を貼り替えた」だけでも、リフォームをした事になってしまうからです。

いつ・どこをリフォームしたのか?」を無駄足を踏まないためにも、内見前に不動産業者に確認をしましょう。

 

恐怖心を煽るわけではありませんが、部屋の一部だけが不自然にリフォームされている=築浅物件なのに一部だけ綺麗にリフォームがされている(キッチンのみ・浴室のみ等)場合は注意が必要です。

その理由は「事故物件」である可能性があるからです。

分かりやすい例を挙げるとすれば、そのお部屋で殺人事件や自殺などの死亡事故が過去にあった物件という事です。

 

もちろん不動産業者にはその旨を説明する「告知義務」があります。

ですがそれは「次に入居する一人目のみ」という不動産業界の暗黙のルールがあるのです。

事故案件を秘匿するために関係者が短期間だけその部屋を契約し、その後、違う一般の方と賃貸契約を結ぶ時には告知する義務はないのです。

そのため、事故物件と知らずに部屋を借りてしまうことになってしまうのです。

 

余談になりますが、事故物件の特徴は不自然なリフォーム以外に「家賃が周辺の相場より3割以上安い」という場合もその可能性があるので注意が必要です。

借りたいとい思ったお部屋に感覚的に「不自然な感じ」を受けた場合は、その部屋はNGにしてしまうことをお勧めします。

 

4:日当たり良好

これは非常によく目にする物件紹介の宣伝文句です。

日当たりが良好な事は良い事なのですが、漠然とその言葉を鵜呑みにしてしまってはいけません。

『日当たり良好な』その時期・時間帯を確認しなければなりません。

夏場は日当たりが良好でも、冬になったら全く日が差さなくなってしまう、日が差すのは朝方のみで日中は電気を付けなくてはならないほど暗いお部屋という事があるからです。

 

まとめ

 

不動産業者にもよると思うのですが、基本的にその物件に関するネガティブな要因については質問しなくては教えてくれません。

不動産業者としては仕事上お部屋を借りて欲しいという思いが一番なのですから。

自分の身は自分で守る、という意識を常に持つように心がけましょう。

女性はそれぐらいの意識でお部屋探しに臨んだ方が、後悔しない理想のお部屋に出逢える確率が高くなると思います。

 

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